結露はどうしたら防げるの?結露しにくい窓もある?実体験を元に解説します!

住まい
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断熱窓にしたのに結露する…

そもそもなぜ結露するのよ?と、

毎日拭くのが大変で嫌になりますが、放っておくとカビが生えてきてしまうという…とにかく頭を悩ませる問題です。

一体どんな対策をしたら防げるのでしょう?

体験談交えて詳しく解説していきます。

一緒に勉強していきましょう!

結露はどうしたら防げるの?

結露が起こるメカニズムをご存知でしょうか?

露点(空気の湿気度合い)を越えてしまうと起こる現象で、室内の水分量が多いから発生してしまう現象だと言えます。

室内外の温度差と、室内の温、湿度を上手くコントロールする事で防げる事だと言われていますが具体的にはどのような対策をしたら結露しなくなるのでしょうか?

色々な結露対策方法がありますが、著者も実践している簡単な方法からご紹介します。

1、室内の温度を、20度を下回らないように保つ事

2、効率的な換気を行う⇒空気の入れ替えや、換気扇を有効に使う

3、気化式の暖房器具を使わない→電気式を使う

4、窓際のカーテンなどは、なるべくしない⇒外側に付けるシャッターなどが有効

5、観葉植物など、酸素を吐き出す植物を置き過ぎない

6、除湿器を使う

このような簡単な解決策はあります。

当時、気化式ファンヒーターであるガスファンヒーターを愛用していた我が家も、エアコンオンリーにしました。(気化式は、気体を生むので室内の加湿につながり結果として結露しやすくなるため)

エアコンを一日中付けっぱなしで室温を20度下回らないように気をつける事と、寝る時はカーテンを開けておく事を実践したところ…

結露は発生しなくなったのです!

驚きでした。エアコンは空気が乾燥するし、電気代がかかると思い込んでいたのです・・・。

窓は標準的なサッシのため、窓の性能が悪いから!だと勘違いしていた部分もありました。ちょっとしたコツで結露しないのには、目から鱗でした。

窓を冷やさない事が大事なので、カーテンを開けてエアコンの程よく暖かい温度を窓に当てる事で解決出来たようです。

ですが、物理的に窓や断熱材の性能が悪ければ室温を20度に保つ事が難しいのです。

一晩中エアコンを付けっぱなしにする事にも抵抗がある方も多いと思います。

結露対策をすると、光熱費が高くつく?

外気の冷気を受けた窓が、内部の暖かい空気に触れて結露するのですから、窓をいかに冷やさない工夫が大切か?というところに行きつきます。

となると、窓や断熱材の性能が低ければ光熱費が高く付いてしまう…という負のスパイラルに陥るのが現実的なところです。

それこそ、家の性能次第で家の中の温度を冷めさせずに保てるようにもなります。

その断熱性能の差が電気代に影響が出てきます

では、室温20度を下回らないようにするにはどうしたら良いのでしょう?

室温が20度を下回らないようにするには?

1、暖房器具を使い室温を下げない⇒気化式でなく、電気式暖房機が良い

2、サーキュレーターなどで室内の空気を循環させる

3、窓の性能を上げる(高断熱窓にする)

一昔前とは大幅に違い、ペアガラス以上の性能が主流になりました。

サッシの種類も、従来のアルミサッシから樹脂サッシが浸透してきたように思います。

そのサッシの枠とガラスの種類、そして空気層のガスの種類や厚みによっても断熱性能が変わってくるのです。

4、隙間を作らない(高気密にする)

隙間の少ない高気密住宅にするには…

近年では、高気密高断熱住宅が主流となってきた住宅業界ですが、高気密ってどのくらいの数値の気密住宅の事を言うのでしょう。

新築時に家具などが入っていない状態で気密測定を行うと、気密数値がわかるのですが数値が低い程空気が逃げずらい住宅です。

並な努力ではなかなか高気密住宅は作れないようです。

ポイントとしては

1、コンセントは外壁側に設けない

2、エアコンの穴や換気扇から空気が漏れないように気密処理をする

3、木製建具を使用する⇒既製品はゆがみなどから隙間が生まれやすい・・・

4、間柱の欠き込みを無くす⇒欠き込みの隙間から空気が漏れてしまう・・・

などなど…対策方法はあるようです。

その記事は後ほどご紹介していきたいと思います。

結露しにくい窓って?

ひと昔前の『ペアガラス』や『LOW-E』この2つは聞きなれた言葉かもしれません。

実は、この2つだけでは結露はしてしまうんです・・・

我が家もそうです。

数年前までは当たり前のペアガラス!LOW-Eも通用しない・・・

となると現在は『トリプルガラス』『アルゴンガス入り』の窓を標準にする住宅会社さんがあったり、『樹脂枠』も標準にしている会社さんもあるくらいなんです。

サッシの代金はケチらない!とは言っても十万単位で変わってくるので、そうも言っていられないご家庭もあると思いますが。

後から変える事が簡単ではないサッです。

新築当初に奮発しても後の光熱費には差が出る事は間違いないと思うので、個人的には高断熱窓の導入をオススメしたいです。

まとめ

いかがでしたか?

結露問題について、とても勉強になりましたね!

まずは出来るところから対策し、物理的な断熱性能についてはリフォームなどで解決する事も出来ます。

長期的な視点からみると、新築ではあれば省エネ住宅を作る事が1番だと思います。

エネルギーの観点からも節電出来る、結露しない住宅が理想的ですね!

もちろん、住んでみないと結露の有無は完全にはわかりませんので、ご参考まで。

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