カーボンニュートラルの実現にむけて、ZEHを取るにも必須の太陽光発電などの再生可能エネルギー。
2025年から始まる話題の『GX指向型補助金』も最大160万円もの高額補助金がもらえたら素晴らしいですよね。
そんな『GX指向型補助金』も、最大補助金額をもらうには創エネが必須なんです。
ZEH水準の住宅であり、かつ高断熱高気密住宅でないともらえない補助金・・・
これを知ると太陽光発電は乗せないとダメだな~と思ってしまうかもしれません。
でも、太陽光発電を搭載するには高額なお金がかかります。
売電も10年がメインで、その後は期待できないし・・・
そうなると太陽光発電を乗せるメリットって何だろう?
いやいや乗せるべきでしょ?というメリットデメリットについても
我が家の搭載体験談をもとに一緒に勉強していきましょう。
太陽光発電のメリットデメリットは?
太陽光発電は再生可能エネルギーとして、地球温暖化を止める手段としても有効な手段です。
要は、自宅の屋根に太陽光発電を載せて、自家消費&売電する事で自他共に役に立つ設備でもあります。
我が家は、2年前に太陽光と、蓄電池を搭載しました。メーカーはシャープです。南面へ片流れの屋根のため6.35Kw搭載しました。
発電の多い時期は、2年間を通してダントツ春です。やはり太陽光の入射角が程よく、屋根の角度と合う位置だからでしょうか。
平均すると毎月700kwhくらいの発電ですが、2023年の5月と7月が1019kwhと、異常に良い事がわかります。
この発電数値は、異常に良いと言われました。だから、普通だと思わないでください・・・。と点検に来た方に言われた程です。
実に面白い太陽光発電です。我が家は蓄電池も大活躍。今どのくらい消費しているのかもわかるので、どの電化製品が消費しているのかもわかります。
子供たちにも、具体的に説明出来てしまうので説得力もあるんです。
ただ、南向きで、日射しを遮る隣地も無い我が家の立地条件も良かった事もあると思うの、ご参考程度に・・・。
そこで、一般的に言う太陽光導入のメリットデメリットを調べてみました。
太陽光発電のメリットは?
太陽光発電のメリットと言えば、余った電気を”売電”する事が出来る事が一番だと思います。
■導入10年間は売電価格も多め!(2024年10Kw以下の家庭で1kw⇒16円、2025年は15円に減額)
■導入には補助金が出る地域もある!
■蓄電池を一緒に導入すれば、停電時にも使えるし、月々の電気代もかなり抑えられる!
■太陽光+高気密高断熱住宅にすると高額な補助金がもらえる可能性が高い!(GX指向型補助金)
また、LIXILの行っている 『建て得』というお得なシステムもあるんです。
LIXIL建て得ホームページはこちらです↓
https://www.lixiltepco-sp.co.jp/tatetoku_about/index.html
この『建て得』はZEH水準の住宅をお得に!というコンセプトのもと
太陽光を実質ゼロ円で載せる事が出来る!というシステムです。
初期費用がかからないのは良いですね。
余った電気は全てLIXIL電気が買うという流れで、別プランでは蓄電池を付けるプランもあります。
契約などの流れは、ホームページをご確認ください。
太陽光発電のデメリットは?
デメリットと言えば、初期費用が高額な事です。
蓄電池を入れなければ100万円前後かと思いますが、蓄電池を一緒に導入するとその額は普通自動車1台分くらいかかってしまう場合もあります。
参考:導入費用は、1Kwあたり25.5万円が相場(2024年)との事
屋根の形状や、載せる方角により載せられる量も違いますが、一般家庭では3~5KWが標準的です。より正確に知りたい場合は、業者の見積を取得する事をおすすめします。
保障期間も10年~15年が標準的です。メーカーの中には25年!というメーカーもありますが、導入金額も高くなるようなので、検討してみましょう。
蓄電池のメリットデメリットは?
前項でもお話している蓄電池。我が家のシャープ製は、操作パネルにて、昼間発電した電力を今どのくらい使っていてどのくらい蓄電池に貯めているのかもわかり、貯めた蓄電池をどのくらい消費しているかもわかるので、とても分かりやすいんです。また、停電の際には数時間程度は、特定の場所の電気が切れずに使えるというメリットがあります。
ただ、初期費用が高額でした。15年ローンを組みました。そう考えると毎月高額な電気料金を払うのと同じくらい月々のローンの支払いがあります。
15年で支払い終われば、自分たちの物となる訳ですが、実際どちらが良いのか?メリットとデメリットを調べてみました。
蓄電池のメリットは?
太陽光発電を導入するだけだと、昼間の発電を使わない限り、売電に回ってしまいます。
蓄電池を一緒に導入する事で、昼間売電に回り、さらに余った電力を蓄電池に貯める事が出来ます。
貯めた電池は、夕方以降発電しなくなった時や停電時に使う事が出来るんです。
これが最大のメリットだと言えます。
ただ、売電価格が最初の10年は少し高くもらえるため、最初の10年は蓄電池を導入しない。という方もいるようです。
考え方次第なのかもしれません。
蓄電池デメリットは?
蓄電池のデメリットと言えば、初期費用が高額である。という事です。
太陽光の導入と合わせると、普通自動車の新車が買えてしまう程・・・
蓄電池だけで見ても、ローンを払い終わるまではトントンといったところでしょうか。
また、保証期間もメーカーにより違い、保証期間後に故障した場合は修理費が高額かかってしまうようです。
メンテナンス費用も高額になる?という心配は尽きません。
まとめ
我が家の太陽光と蓄電池を導入している体験談から、太陽光発電のメリットデメリットと蓄電池のメリットデメリットについてもご紹介しました。
賛否両論である太陽光発電と蓄電池について、本気で検討するなら業者さんへ見積依頼をかけてみましょう。
何メーカーか比較検討してみる事もおすすめです。
新築時に載せれる方が、足場代金もかからないため、なるべく新築時に導入する事で、補助金も高額にもらえる可能性が高くなります。