2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』では源氏物語の作者である紫式部が主人公のストーリーです。
脚本家は大石静さん。謎に包まれた紫式部の生涯を彩り豊かに描く本作で、紫式部を演じているのは吉高由里子さんです。
明るくはじけたイメージの吉高由里子さんを選んだ理由は、どこか寂しげで”陰と陽が同居している感じ”が紫式部の難しい感じに良く合っているからだそうですね。
そんな紫式部の夫となる『藤原宣孝(ふじわらののぶたか)』という人物は、紫式部より20歳は年長で、陽気でどこか憎めない男性だったと言われています。
「光る君へ」では誰が藤原宣孝を演じるのでしょう。
紫式部との年の差は?
◆◇#光る君へ ギャラリー◇◆
【第四回】五節の舞姫
1月28日(日)
[総合] 夜8時00分
[BS・BSP4K] 午後6時00分
[BSP4K] 午後0時15分▼相関図https://t.co/WnaLwBNnb1#吉高由里子 #まひろ #紫式部 pic.twitter.com/GmG6l6DyIj
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「父と娘との年の差」と言われている紫式部と藤原宣孝ですが、実際はどのくらいの年の差だったのでしょう。
結婚は長保1年頃(998年頃)紫式部が20代半ばくらいだったと言われています。
その頃の藤原宣孝の推定年齢は、紫式部の20歳程年長との事なので、40代半ばくらいだったのでしょう。
◆2人の年の差は『20歳くらい年の差』という事になります。
2人の間には女児が1人誕生しています。
ですが、結婚から3年で藤原宣孝が病没してしましました。
たったの3年という短い結婚生活でしたが年の差は感じる事なく、幸せな結婚生活を過ごせたのでしょうか。
歴説によると、女の影が絶えなかった宣孝に不満もありながらも、憎めない人だった…とあります。
未亡人となってから紫式部は物語を書き始めたと言われています。
「光る君へ」紫式部の夫役は誰が演じる?
紫式部の夫となる『藤原宣孝』を演じているのは…
”佐々木蔵之介”さんです。
佐々木蔵之介さんと言えば、京都出身で、「佐々木酒造」の三代目である父を持ち、お兄さんが4代目を受け継いでいる事でも有名です。
そして、藤原宣孝は平安時代中期の貴族であり『モテ男』と言われており、まさに佐々木蔵之介の雰囲気にとても合っている役どころと言えそうですね。
紫式部の夫である事で有名な藤原宣孝ではありますが、紫式部の夫となる前にも3人の妻と結婚しており子供も男子が4人も居たのです。さらには、紫式部の夫となってからも女性の影が絶えずに、紫式部も幸せでは無かったのだとか…。
藤原宣孝とは、一体どんな人物だったのでしょう。
◆◇#光る君へ 略系図◇◆
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藤原宣孝とはどんな人物だった?
藤原宣孝は、紫式部の父親の親戚であり同じ職場だった事もあり、幼い頃から紫式部(まひろ)の事を見守っていた存在でした。
第一話から登場する、”親戚のおじさん”ですが、まひろの父である藤原為時がとても堅物であったので、対照的な存在であったとされています。
とにかく陽気で憎めないキャラクターだったのでしょう。
そのキャラクターながらに、モテ男だった…というのも納得がいくのかもしれません。
何人もの妻がおり、息子が紫式部と同年齢にも関わらず
何度も紫式部に求婚していたとされている事が、紫式部集にも書されているのです。
しかも、何通もの手紙を送っていたそうで、そのたびに紫式部から拒否の歌を返しているのだとか。
なぜなら、「噂で他の女性に求愛しているにも関わらず、私に求婚などどういうつもり?」という内容の歌だったり、度々に歌を読んでいたと言われています。
そのくらいに、藤原宣孝は陽気で面白く、現代の女性から見ても魅力的な男性だったのかもしれませんね。
”平安時代のプレイボーイ!?”なのではないでしょうか。
紫式部が拒否しているシーンが『光る君へ』でも描かれるかもしれませんので、佐々木蔵之介さんの演技が魅せてくれることでしょう。
そしていつかのタイミングで、紫式部と藤原宣孝が結婚する事になるのですが、どのようなタイミングで恋をして?結婚に至るのか…どんな演出となるのかも楽しみですね。
紫式部の夫は藤原宣孝とは?大河ドラマでは誰が演じる?年の差についても!まとめ
NHK大河ドラマ『光る君へ』で、吉高由里子さん演じる紫式部の夫となる藤原宣孝を演じるのは佐々木蔵之介さんでした。
藤原宣孝を紐解いていくと、佐々木蔵之介さんのイメージはぴったりだと言えそうですが、平安時代の中でも、人情、表と裏の顔、男女を取り巻く恋愛模様など、源氏物語の元となる重要な人間模様が描かれていくのでしょう。
奥深く、謎の多い平安時代中期を学ぶ良い機会となりまそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。